逆子について

逆子(骨盤位)

逆子とは、その漢字のとおり、分娩期には胎児の頭が下を向いていないといけないのに、上を向いた状態になっていることです。

産院などでは、28週ころから逆子体操の指導が行われるか、自然に胎児が自己回転してくれるのを待つかの対応がされます。

32週~35週ころになると、治っていない妊婦さんには「帝王切開」のお話がされるようになります。

逆子のほかにも・・・

胎位(*1)には逆子のほかにも横位・斜位があります。

正常な胎位である頭位は全妊娠の約95%。

逆子は5%、横位・斜位はかなりまれであるとされています。

 

当院では、逆子に限らず横位・斜位の治療も行っております。

 

*1胎位:胎児の縦軸と母体の縦軸との位置関係を言います



逆子の治療について

逆子の治療開始時期

逆子は治療の開始時期が遅くなればなるほど、回転率つまり治る確率が著明に低下します。

医師から「逆子ですね」と言われてから、時間をおかずに治療を開始くださることをお願いいたします。

逆子の鍼灸治療は、胎児が自分で回りやすくしてあげるためのものであり、逆子体操の効果もあげてくれます。

逆子が治ったら・・・

逆子が治り、1度頭位を産院で確認できましても、また逆子になってしまうケースもあります。

頭位が2度エコーで確認されるまでの間に、逆子防止(逆子止め)のお灸を受けていただくことをお勧めしております。

逆子止めのお灸だけの治療も承っております。

 



逆子が治らなかったら

全国の鍼灸院の逆子矯正の成功率は100%ではありません。

週数によって異なりますが、全体の75~90%と言われております。

 

~お灸治療を受けてくださっていても、治らずにお産を迎える妊婦さんへ~

 

逆子のためにされていたお灸治療は、安産のお灸と同じものでもあります。

安産のお灸は経膣分娩の方はもちろんのこと、帝王切開の妊婦さんにも受けて頂きたい内容となっております。

帝王切開は産後の回復が遅れる傾向にありますが、安産のお灸にはその回復を早める効果や母乳の分泌をよくする効果もあります。

逆子ちゃんのためだけでなく、お産全体のためにいいお灸となっております。

さいたま市(大宮)の 妊婦(マタニティ)・女性・こども・赤ちゃん専門の鍼灸マッサージ・カウンセリングの wacocoro

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